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開発 2022.02.16

VR/AR向けBIMビュアー「Unity Reflect Review」にマーカーベースAR、ゲストモードなど新機能が追加

ゲーム制作エンジン「Unity」を提供するUnity Technologiesは、VR/AR向けBIMビュアー「Unity Reflect Review」にマーカーベースAR、プレゼンテーションモード、ゲストユーザーモードを追加しました。

VR/AR 用のリアルタイム BIM ビューアー「Unity Reflect Review」

「Unity Reflect Review」は、Unityが提供するリアルタイム3Dのプロジェクトをレビューするためのソリューションです。AR/VRの没入型の体験に設計モデルを取り込み、インタラクティブな設計レビューを円滑に進めることができます。標準のビューアーをベースに、開発者がカスタム開発することも可能。WindowsやmacOS、iOS、Androidをはじめ、VRやMRではMeta Quest 2、Oculus Rift、HTC VIVE、Windows Mixed Realityと幅広いデバイスに対応しています。

新たに3つの機能が追加

本アップデートにより、Unity Reflect Reviewに「マーカーベースAR」機能が追加されました。従来のARモードではセッションを開始するたびにモデルの位置合わせを行う必要がありましたが、新たに追加されたマーカーベースARでは、マーカーにプロジェクトへのリンク情報と位置合わせに必要な情報が含まれており、利用者はスマートフォンのカメラでマーカーをスキャンすることで、即座にARによる設計レビューを行うことができるとのこと。

新たに追加された「プレゼンテーションモード」ではモデルの中に入っている全員に自分のカメラのビューを見せて、自分が見ているものをリアルタイムで見てもらうことができます。また、「ゲストユーザーモード」も新たに追加。Unity IDの作成を省略し、ログイン不要で、プロジェクトへのアクセスが可能となります。

(参考)プレスリリース


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