インドのVRプラットフォーム開発を行うTreziが、シリーズAラウンドで200万ドル超を調達しました。今回調達した資金は、プラットフォームの開発強化と新市場への参入に充てる方針です。
建築家が開発したプラットフォーム
Treziは、建築業界向けのVRプラットフォームです。ステークホルダー間のコミュニケーションやデザインの確認など、業界の課題を解決するためのソリューションを開発しています。
同サービスでは、複数パターンの色の検証や天井高の計測など、リアルの建築パースや2D図面では困難な作業をVR上で実現します。ユーザーは、VRヘッドセットを着用し、建築モデルのリアルタイム閲覧・編集が可能です。
Treziは2021年、建築プロジェクトにおける製品選択コストの削減を行うべく、製品メーカーとの協働を開始し、プラットフォームの強化を行っています。フランスの大手電気機器・産業機器メーカーSchneider Electricやインドの複数の大手製品メーカーなどが参画しているとのこと。