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活用事例 2021.10.20

東京海上日動がディーラー向けにVR導入 VRで自動車事故をリアルに体験

東京海上日動火災保険株式会社は、ディーラー代理店に向けて「自動車事故VR動画」を導入します。このVRコンテンツは、運転中の事故状況をVRで体験するというもの。ユーザーへの安全運転啓発用途で使用されます。

360度VR動画で事故を体験

「自動車事故VR動画」は、東京海上日動がもつ過去の事故事例の中で、発生頻度の高い「歩道からの飛び出し」や「右左折時の巻き込み事故」をVRで再現したもの。また、事故発生時に自動的にコールセンターと繋がる新型ドライブレコーダの動作も、映像内に反映されています。VRを活用することで、事故が発生した原因と注意点について主観・客観視点で理解しやすく、運転席から見えるサイド・バックミラーも再現。アプリではなく動画コンテンツにしたことで、PC、タブレット、スマートフォンなど様々なデバイスで視聴可能となっています。

このコンテンツは株式会社理経が開発。理経によれば、「交通事故の発生件数は毎年減少しているものの、年間3万人近い方が事故に見舞われています。運転時の事故発生状況を体験することで、お客様により「安心・安全」な運転への意識を高めていただくことを目的として開発を行いました」とのこと。

VRを活用した安全教育

VR動画で交通事故を体験するコンテンツは大分県警などでも活用が進んでいます。ほかにも、鉄道現場での事故や、製造現場の事故に向けたVR安全教育プログラムが実際に導入されています。

(参考)理研ニュースリリース


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