ARのスマートグラスはまだ市場には多く出回っていませんが、スマートフォンを使用したARコンテンツは登場してきています。『ポケモンGO』のようなアプリケーション以外にも、Snapchatのフィルタのように、顔識別技術を使用してユーザーの顔に画像などを重ねるものもあります。
ARスタートアップであるTipit社はAR技術を活用し、アプリケーションに用いることを目標としています。先日同社はイスラエルのAtooro Fundによる250万ドル(約2.8億円)の資金調達を発表しました。
Tipit社は既にSDKやツールを導入し、骨格トラッキングとデータ分析を活用したAR開発をおこなっているほか、スマホアプリ「SOLO Selfie」を無料で提供しています。同社のジョナサン・リモン氏は、高いレベルの顔識別プラットフォームを使用するには毎年30万ドルがかかりますが、Tipitのトラッキング技術は毎月200ドルだけで使用できると述べました。
(参考)
Tipit要让AR技术人人可用,融资250万美金
http://www.7tin.cn/news/84845.html
※Mogura VR は、7tinとパートナーシップを結んでいます。