VR活用は新卒採用にも 葬儀の仕事を疑似体験

VRは現場の状況や様子を体験・体感できることから、会社説明会や研修などにも取り入れられています。

葬祭事業を展開する株式会社ティアは、VRを活用した会社説明会を開催することを発表しました。この説明会は2018年度の新卒学生を対象とし、3月に東京と名古屋にて行われます。VRを使用することによって、葬儀の仕事のイメージをより具体的に持ってもらうことを目的としています。

（2017年の合同企業説明会での様子）

ティアによれば、葬儀業界は学生にとって非日常の世界であり、「働く人や環境、仕事内容など具体的な様子が分かりづらい」という声を受け、会社説明会にVRを取り入れたとのこと。葬儀の仕事をVRで擬似体験することで、業務の内容を理解する助けとなります。

VR会社説明会では、VRデバイス「Gear VR」を3台用意。同社の「思い出のブーケ」にまつわる葬儀を、セレモニーディレクターの目線になって体験します。体験時間は5分ほど。

ティアのVR会社説明会の概要は下記の通りです。

・名古屋

・東京

VRを活用した会社説明会は、これまでに株式会社セクションエイトが初めて会う男女同士をマッチングする居酒屋「相席屋」を360度動画で体験できる「VR相席体験」を行っています。また新卒採用の支援という側面では、グリー株式会社と豊田ハイシステム株式会社は、企業プロモーション用360度動画を制作するサービス「VRオフィス見学」の提供を2017年より開始しています。