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投資 2018.06.21

VR開発のSynamon、アクセラレーションプログラムに採択 技術開発加速へ

VR/ARソフトウェアの開発などを手がける株式会社Synamonは、シリコンバレー発のアクセラレーター・Plug and Play Japan株式会社によるPlug and Play Japan アクセラレーションプログラムのIoT枠に採択されました。今後はPlug and Play Japan公式企業パートナーと連携して実証実験などを行い、「これまでにないVRを活用した事業や事例の創出を目指す」としています。

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VR会議システムのSynamonとシリコンバレー発アクセラレータのタッグ

Synamonは、VR空間構築ソリューション「NEUTRANS」の開発、提供を行っています。マルチデバイスに対応しており、オンライン接続で複数のユーザーが同時に利用できます。これらのシステムを活かした主な用途として、遠隔地のメンバーと会議ができる「VR会議室」や、コンテンツや3Dモデルを設置しての「VRショールーム」としての使用が挙げられます。

(「NEUTRANS」のビジネス向けサービス「NEUTRANS BIZ」)

パソナと共同で開発した「VRおもてなし研修」駿河精機との共同開発「製造業向けVRコンテンツ」など、教育や製造業といった幅広いBtoB分野で利用されています。


(「VRおもてなし研修」を受けている様子)

一方のPlug and Playは世界26か所に拠点を持つ、世界でも大規模なテクノロジーアクセラレーター兼投資家です。毎年400社以上のスタートアップを支援しており、著名な出資先にはDropboxやPayPalなどが存在します。全世界240社以上の大手企業がパートナーとして参画、日本では、電通、パナソニック、日本生命などがパートナーとなっています。

日本のスタートアップ・エコシステムを形成

今回Synamonが採択されたPlug and Play Japanのアクセラレーションプログラムは、Plug and Play Japan公式企業パートナーとともに、グローバルレベルのスタートアップを支援する3ヶ月間のプログラムです。

Synamonは公式企業パートナーと連携して実証実験などを行い、これまでにないVRを活用した事業や事例の創出を目指します。また、本プログラムを通じて、グローバル展開や技術開発をさらに加速させる方針です。

(参考)株式会社Synamonプレスリリース


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