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企業動向 2025.11.11

Roblox、日本でのユーザー数とクリエイター収益の増加が好調 公式レポートが公開

Robloxは公式レポート「日本のデジタルエコノミーを支える:ユーザー、クリエイター、インフルエンサーに力を与えるRobloxの役割」を発表しました。この報告書は、2025年11月5日に開催した日本のクリエイター向け公式イベント「Roblox Creator Series in Tokyo 2025」に合わせて発表されました。


(左からRobloxの最高デザイン責任者 加藤匡嗣氏、Roblox 最高マーケティング責任者・ 市場拡大責任者のジェレット・ウェスト氏、Roblox Japan 統括責任者アリ・ステイマン氏)

本報告書では、直近で1,5億人が毎日遊んでいることが明らかになり成長を続けているRobloxが、日本市場においてはどのような実態となっているのか、また日本のクリエイターの動向とその経済的影響を詳細に分析しています。

レポートによると、2022年第4四半期から2024年第4四半期の2年間で、日本のデイリーアクティブユーザー(DAU)は120%増加。Robloxはゲームや教育など複数の分野で、日本のデジタルエコノミーに広く貢献しています。Robloxによれば、この増加率はRoblox全体の中でも特に高く、アジア太平洋地域の増加率108%と比べても群を抜いています。

また、2022年第4四半期から2024年第4四半期にかけて、収益分配の対象となるクリエイターの人数がは5倍以上に増え、分配総額も78%伸びました。無料で利用できる開発ツール「Roblox Studio」により、初心者でも手軽にゲーム制作を始められる環境が整っていることが要因として考えられるとしています。

日本発のRobloxゲームは海外ユーザーの割合が高く、プレイヤーの56%、クリエイター収益の57%が国外からのものです。そのなかで、独立クリエイターによる「顔から逃げるゲーム」、「ひみつのおるすばん」、「ペタペタ」といったヒット作も誕生。企業による公式ゲームとしては、株式会社mozeによるカルビーの「じゃがりこ かくれんぼ」が500万回以上アクセスされ、同社が手掛けた「クレヨンしんちゃん」も100万回アクセスを超えています。こうした事例は、日本のクリエイターがグローバルに活動の場を広げていることを示しています。

一方で、課題として高いプラットフォーム利用料や人材確保の難しさが挙げられています。レポートでは、メンター制度や助言プログラム、さらには市場参入支援が解決策となる可能性が指摘されています。

ユーザー面では、Robloxが日本の利用者に高い価値を提供しているとしています。年間で合計9,070万米ドル(約137億円)相当の利用価値があり、1人あたり平均121米ドル(約1万8,300円)の価値を感じていると報告されました。ユーザーは創造力やゲームデザインのスキルを磨くだけでなく、コミュニケーション能力の向上にもつながっています。日常の息抜きとして利用する人も多いとのことです。

安全性への取り組みも進められており、モデレーションシステムやペアレンタルコントロール(保護者による管理機能)を導入しています。年齢推定技術も活用されており、ユーザーの67%がこれらの施策を「安全に役立つ」と評価しました。

さらに、Robloxは日本のデジタルインフルエンサーにも新たな機会をもたらしています。調査では、対象インフルエンサーの60%がRobloxが収入に大きく貢献していると回答し、総収入の平均44%がRoblox関連コンテンツから得られています。ライブ配信や実況プレイ、録画動画など多様な形式で発信が行われ、フォロワーの47%が海外ユーザーというグローバルな広がりも示されています。

参考

Roblox 公式レポート

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