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業界動向 2020.02.13

VR体験中の脳活動を計測、理経から新開発サービス

株式会社理経は、株式会社NeUと脳科学アドバイザリーサービス契約を締結し、VR体験中の脳活動計測を軸としたVRコンテンツ開発サービスを開始します。VR体験中の脳血流、皮膚電位などの生体情報を計測・分析することで、「VR空間での感性評価」や「VRの効果測定」が可能です。

防災訓練用VRなど開発、提携で検証効率化

理経は防災訓練用VRコンテンツをはじめ、エンタープライズ向けのVR開発をしており、神戸市消防局や広島大学など多数の機関と共同開発を行っています。

一方NeUは、体を傷つけずに脳機能をマッピングする脳血流計測(NIRS)による「脳活動の見える化」技術を軸として、研究市場向けハードウェアの開発やマーケティング支援ソリューションを展開しています。

本サービスでは、VR空間での感性評価やVRの効果測定が可能な他、VRヘッドセット「VIVE Pro Eye」のアイトラッキングシステムを利用することで、より深いデータ分析も可能とのこと。サービス例としては、検証作業の効率化が望める「自動車内部のインテリア評価」や、脳活動計測を取り込んだ「訓練コンテンツの効果検証」などが挙げられています。

(参考)株式会社理経 プレスリリース


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