MRデバイス「HoloLens」を用いた認知機能改善リハビリシステム「リハまる」が10月28日よりサービス提供が開始されます。
「リハまる」は、これまで紙と鉛筆で行っていた認知症予防などのリハビリに関して、MRデバイスを使うことで立体的に行えるようにするもの。また、スタッフによる添削業務や入力作業を自動化することで効率的な医療経営環境を提供するとのことです。
「リハまる」は、株式会社テクリコと関西医科大学で共同開発されたシステムであり、認知症予防や脳卒中ケアに特化したものです。同サービスは、医療機関や介護施設向けにサービス展開が行われるとのこと。
同サービスの機能は、紙と鉛筆で行ってきた「注意障害改善」のリハビリをMRデバイスを用いることで立体的に行える『高次脳機能障害改善リハビリアプリ(作業療法)』。脳障害により動かせなくなった上肢・下肢を左右に動かす『運動機能改善リハビリアプリ(理学療法)』。箱と鏡で行われていた「ミラーリング療法」もMRデバイスを用いることでどこでもリハビリが可能になる『ミラーリング関連療法アプリ』。
10月28日・29日に大阪で開催される「第一回日本リハビリテーション医学会秋季学術集会」のテクリコ「リハまる」ブースにて同サービスが展示されます。また本集会では、「リハまる」のシステムを用いた臨床研究の学会発表が実施されます。
なおテクリコは今後、海外向けに欧米ではHoloLens仕様のもの、アジア中東向けには現在開発中のスマートフォン仕様のものを浸透させていくとしています。
集会の概要
名称 |
第一回日本リハビリテーション医学会秋季学術集 |
展示 |
10月28日 8:30~17:00(開場8:00) |
会場 |
大阪国際会議場 テクリコ「リハまる」ブース 10階会議室1003 機器展示会場ブース30番 |
参加費 |
こちらより |
公式サイト |
(参考)
MR/VRコンテンツのテクリコと関西医大がコラボ! HoloLensを用いたリハビリシステム「リハまる」を医学会で発表 / @Press
https://www.atpress.ne.jp/news/141033