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活用事例 2022.07.28

楽天モバイル、メタバースショッピングの実証実験を開始。5G活用も

2022年7月6日、楽天モバイルは、ヴィッセル神戸、株式会社ハコスコ、有限会社ズーティーとともに、メタバースと現実空間を組み合わせた新しいショッピング体験の創出に向けて実証実験を行いました。実証実験では、ノエビアスタジアム神戸にある2つの観戦ルームにて、楽天モバイルが提供する5Gを活用したメタバースでのショッピング体験を提供し、その有効性を検証したとのこと。


(実証実験で活用したメタバース上の店舗「メタストア」の様子)

遠隔地の来場者と一緒に、メタバースでショッピング体験

本実験で活用したメタバース上の店舗「メタストア」は、ヴィッセル神戸と、ファッションECショップ「イーザッカマニアストアーズ」とのコラボレーションショップを期間限定で開設したとのこと。「メタストア」の来場者は、ヴィッセル神戸の選手ユニフォームやタオルなどのオフィシャルグッズとのコーディネートに合わせて、イーザッカマニアストアーズのオリジナルTシャツやスカートなどを購入できました。


(観戦ルームでのショッピングの様子)

「メタストア」へは、ノエビアスタジアム神戸内にある2つの観戦ルームに設置されたスクリーンと操作端末を用いてアクセスしていました。来場者は、操作端末を用いて、スクリーンに投影された「メタストア」の商品をチェックしながら、欲しい商品を選べます。来場者は「メタストア」内にてリアルタイムでコミュニケーションを取りながらショッピング体験ができるため、離れた部屋にいても、「メタストア」内で一緒にショッピングしているような体験を楽しめたとのこと。

スタイリストによる遠隔コーディネート提案

実店舗のショッピングで店員に相談しながら商品を購入する体験を提供するために、「メタストア」にもバーチャルな店員を派遣したとのこと。バーチャルな店員として、東京の「楽天モバイル恵比寿店」にいるイーザッカマニアストアーズのスタイリストが、5Gを活用してメタストアにアクセスしました。スタイリストは、遠隔接客を通じて、「メタストア」の来場者にコーディネートのアドバイスを行っています。

「メタストア」の来場者は、リアルタイムでバーチャルな店員、すなわち遠隔のスタイリストに相談しながらショッピングが可能だったようです。「メタストア」で購入した商品は、観戦ルームで受け取り、その後、スタジアムコーディネートをして実際にその後、購入した商品を観戦ルームで受け取り、スタジアムコーディネートでサッカー観戦を楽しめたとのこと。


(接客中の様子)

5Gをメタバースで有効活用

5Gの活用が進むことで、メタバース上の3Dで表示された高精細な商品データを大量かつ高速・リアルタイムで取り扱うことが可能になります。またメタバース上で遠隔地の店員や友達とリアルタイムでコミュニケーション可能になり、5Gのメタバースでの有効活用が期待されています。

同社は、5Gやメタバースを活用した新しいショッピング体験の創出を目指し、実用化に向けた実証実験を行っていく予定とのことです。


(参考)楽天モバイル公式ブログ


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