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一体型VRヘッドセットの操作はどうなる?リモコンから手のトラッキングへ

中国のPicoが発売した一体型VRヘッドセット『Pico Goblin』が、アメリカのuSens社のハンドトラッキングシステム「Fingo」に対応しました。一体型のVRヘッドセットは、PCやスマートフォンを必要とせず気軽に使える点が特徴的です。周辺機器を組み合わせて現実と同じようにVRでも自由に手を動かすこともできるようになります。

一体型ヘッドセットに取り組む

Picoは一体型(他の機器に依存せず単独で動作する)VRヘッドセットの開発に取り組んでいます。2017年6月には一体型ヘッドセット「Pico Goblin」を269ドル(約3万円)で発売しました。

操作のためには付属するリモコン型のコントローラーを使用し、手の回転(方向)のみを操作することができます。

uSensはハンドトラッキングに強み

今回のアップデートにより「Pico Goblin」に、uSensが開発したセンサーデバイス「Fingo」が対応しました。FingoはVRヘッドセットやモバイル端末の前面に取り付けて使用する高度な3Dセンサーで、手の位置と指の動きに追従して、ユーザーの手を仮想世界に導くことができます。
uSens社はアメリカに拠点をおくVRヘッドセット開発企業で、2016年には2000万ドル(約22億円)を調達し、高精度な3Dハンドトラッキングシステムの研究開発に取り組んでいました。元サムスンの幹部であり、国際的特許を200件以上取得した実績のある朴垠锡氏も所属しています。

一体型ヘッドセットの普及加速へ

今回の技術的提携によって、一体型VRヘッドセットでも高度なトラッキングが実現できるようになりました。Pico社にも技術を提供しているクァルコムは、これまで一体型VRヘッドセットのプロトタイプを展示する際に、Fingoと同様のセンサーデバイスLeap Motionを組み合わせて手を自由に動かす方法を提案していました。

一体型、ハンドトラッキング、視線追跡、触覚 第2世代のVRデバイスを予見させたGDC2017 | Mogura VR

一体型、ハンドトラッキング、視線追跡、触覚 第2世代のVRデバイスを予見させたGDC2017 | Mogura VR

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Picoは2018年1月末に、動き回ることが可能な一体型VRデバイスの新モデル「Pico Neo」を中国国内で発売します。現在はハイクオリティなVRはPCに繋ぐタイプが主流となっていますが、このような機能強化や提携によって、一体型VRディスプレイでも楽しめる時代が来ることを予感させます。

(Pico Japan公式ページ)
http://jp.picovr.com/index.html
(uSens公式ページ)
https://www.usens.com/index

(参考)
uSens Brings Fingo Hand-Tracking To Pico Goblin
https://uploadvr.com/usens-brings-fingo-hand-tracking-pico-goblin/

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