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活用事例 2021.03.04

栃木の巨大地下空間デジタル化プロジェクト、クラウドファンディングが実施中

栃木県・宇都宮市大谷町にある地下空間「大谷石地下採掘場跡」のデジタル化プロジェクトのクラウドファンディングが実施中です。本プロジェクトでは、大谷石採掘場跡の点群データの取得をはじめ、そのデータを使用したシミュレーションや、制作したコンテンツを共有する環境の構築が行われる予定です。

目標金額は60万円。3月3日16時時点の支援総額は475,500円です。

大谷石採掘場跡のデジタル化プロジェクトを立ち上げたのは、デジタルツイン技術に取り組むsynschismo。プロジェクトでは、3Dスキャナを用いて作成した点群データの取得を行います。

点群データは様々な用途での活用が期待されており、現在はインフラや設備の維持管理のほか、3D地図作成等で活用が模索されています。国内では東京都静岡県国土交通省などが作成に取り組んでいます。

 

synschismoは、取得した点群データを現地に行くことなく地下空間を体験できる「バーチャル大谷石地下採掘場跡」やバーチャルと現実を組み合わせたエンターテインメント体験などに活用する予定です。また、広大な地下空間の環境シミュレーションや検証などに利用することで、安全管理や設備管理にも展開できる、としています。

リターンは大谷石採掘場跡での3Dスキャンの様子とコンテンツ作成の活動記録をまとめたものから、 大谷石採掘場跡の地下空間と大谷資料館付近の地上を含め点群データなどが用意されています。

(参考)CAMPFIRE


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