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活用事例 2017.08.17

NY市、東海岸最大級のVR/ARカンファレンスを10月に開催

米ニューヨーク市は、10月にVR/ARカンファレンス『NYVR Expo』を開催する予定です。同市において開催されるVR/AR専門イベントとしては初となります。

東海岸で最大規模のVR/ARカンファレンス

『NYVR Expo』は、ニューヨークのジェイコブ・ジャビッツ・コンベンションセンターで、10月26日〜28日の3日間にわたって開催されます。同イベントは米国東海岸で最大規模のVR/AR関連イベントになります。

カンファレンスは2部に分かれており、プロフェッショナルを対象としたイベントは10月26日〜27日にかけて開催します。また、コンシューマー向けのイベントは10月28日の開催となり、両方ともVR/AR体験が用意されます。約20のVR/AR系スタートアップ企業が出展するインキュベーターゾーンも設置されます。またスポンサー支援によるシアターコーナーも設置され、こちらはイベント参加者であれば自由に参加できます。

出展するのはヘルスケアや教育、エンターテイメントを含む様々な分野でVR/ARに取り組む企業。参加者はメディア関係者をはじめ、映像作家やデザイナー、開発者、不動産、航空/軍事など多種多様な業界の関係者の来場を見込んでいます。

また、開催地のコンベンションセンターでは同エキスポと併せて画像・映像関連イベントのPhotoPlus Expoも開催(10月25日〜28日)され、両方のイベント併せて約20,000人の来場者が見込まれています。

本イベントの副プロデューサーであるHugh Seaton氏によると、NYVRエキスポはビジネス目的の交流イベントであり、様々な製品の売買や、多くのメディアやブランドのアピールの場にしたいとのこと。

先端技術のハブとしてのNY市

ニューヨーク氏は現在、同市をVR/ARを含む最先端技術のハブとしての街づくりをすすめる計画に着手しており、7月には市内にVRとARを専門にする研究施設を新設する計画を発表しています。

同市は中流階級の市民を対象としたテクノロジー関連の仕事を創出する計画も進めており、今後10年間でVR/AR関連の仕事も含めて約500以上の職種を生み出すとされています。

また、10月16日には別のVR/AR関連のカンファレンスであるVirtual Reality 20/20も開催される予定です。これまで最もVR/ARが盛り上がってるのは西海岸のカリフォルニアでしたが、10月はニューヨークでのVR/ARのイベントで盛り上がることが予想されます。

(参考)
Engadget / NYC is getting a huge new VR conference this fall(英語)
https://www.engadget.com/2017/08/14/nyvr-expo/


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