学校法人 角川ドワンゴ学園 N高等学校・S高等学校は、N/S高の生徒に向けた「バーチャルツアー」の提供を10月より開始します。
バーチャル空間上で”社会見学”
「バーチャルツアー」では、VRヘッドセットを使って場所や時間を問わず、バーチャル空間上の国内の史跡・観光地への訪問や企業見学等が可能。現地の映像や環境音を体験することで、臨場感を味わいながら学ぶことができます。
第一弾として、京都世界遺産仁和寺の境内を巡れるコンテンツを提供します。国宝に指定されている金堂、重要文化財に指定されている二王門や五重塔など、一般拝観可能なエリアをバーチャル空間内で訪問予定。ツアーでは、各スポットの説明を読んだり、自身のアバターで記念撮影ができます。
今後は、富士山頂までを含む富士山周辺の自然を取り上げた「富士山」や、第二次世界大戦沖縄戦の史跡、幕末に焦点を当てて京都の名所を回る「幕末京都」などのツアーの提供を予定している、とのことです。バーチャルツアーは、N/S高生限定の学習アプリ「N予備校」にて利用可能です。
N/S高等学校によると、「ここで得た経験をもとに『バーチャルで見て終わり』にするのではなく、さらにその場所について調べたり、実際にその場所に行ってみる等の次の『学び』につながっていくこと」を見込んでいるとのこと。