Metaは2026年2月19日、同社のVR事業における2026年の注力領域を公式ブログで発表しました。執筆はReality Labs コンテンツ担当副社長のサマンサ・ライアン氏です。
MetaはVRヘッドセット市場において、販売台数で全ての競合を大きく上回るシェアを有しています。2025年のホリデーシーズンは、新デバイスを発売しなかったにもかかわらず2024年と同水準の売上を記録しました。プラットフォーム上の総課金額は2025年も前年比横ばいを維持し、アプリ内課金収益は前年比13%増となりました。定期購読サービスである「Meta Horizon+」の利用者数は2025年に100万人を突破し、ゲームカタログは100タイトル以上に達しています。
こうした実績を踏まえ、Metaは2026年の方針として「QuestのVRプラットフォーム」と「Worldsのモバイルプラットフォーム」を明確に分離し、それぞれ独立して強化する方向性を打ち出しました。これまで一体として運営してきた両プラットフォームを切り分けることで、各事業の成長に集中する狙いがあります。
開発者向けの取り組みとしては、VRアプリのストア掲載からモバイルアプリを分離する方針を示しました。モバイルアプリをストアから外すことで、VRアプリへの露出機会が増えると説明しています。また、シーズンパスやバンドル販売などの新しい収益化ツールを導入済みで、2026年も開発者向けの効率化・収益化支援ツールの拡充を続けるとしています。2025年には開発者向けに約1億5000万ドルを投資したことも明らかにしました。
モバイル分野では、「Horizon Worlds」をモバイルプラットフォームとして本格展開することを今後の最重要課題と位置づけています。VR2025年のクリエイターファンドを通じてモバイル向けワールドは2,000以上に増加し、4人のクリエイターが年間収益100万ドル(約1.5億円)を達成しました。Meta Horizon StudioとMeta Horizon Engineの導入により、コンテンツの品質向上と効率化を図るとしています。
Metaは「この旅は1%しか終わっていない」という言葉を引用しつつ、VRを次世代コンピューティングの基盤技術と捉え、長期的な投資を続ける姿勢を改めて示しました。
参考
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