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テック 2016.04.20

巨額の資金を集めているMagic Leap、現実空間に様々なものを投影。修正なしの新たな動画を公開。

Magic Leapは、4月19日新たな動画を公開しました。動画では、現実空間にパネルが浮き、メール等の通知が表示され、時間の確認や株価のチェック、娘の課題の確認や靴を購入する様子などが収められています。

Magic LeapはMR(Mixed Reality)のデバイスを開発しているとされており、これまで、Googleなどから22億ドル(約2,600億円)以上に及ぶ巨額の資金調達を行ってきました。

しかし、MRライトフィールドと呼ばれる技術名と数カ月おきに公開されるティザー動画しか情報が開示されず、具体的にどういったプロダクトを開発しているのかは謎に包まれています。

同社はMRライトフィールドを、リアルタイムで実写映像中にリアルな CG を混ぜ込むMixed Realityを光線空間として認識できるようになる技術と称し、Oculus RiftなどのVRヘッドマウントディスプレイの立体視とは異なる方法で視覚的な認識を行うことが明らかになっています。

今回公開された動画では、視野のかなり広い部分に表示が広がっています。

Magic Leap

Magic Leap

Magic Leapは動画の説明で、4月8日に実際に撮影したもので、「特別なエフェクトや編集は行っていない」としており、実際にデバイスを装着した際に見える状態と変わらない視野を再現しているように読めます。

Magic Leap

一方、どのような操作を行っているのかは不明。また体験者が一体どのようなデバイスを装着しているかも未知数です。

Magic Leapには引き続き注目が集まります。

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