新型コロナウイルスの流行が続く中、世界各地で外出を禁止・自粛する動きが広がっています。これに対し、米国のLifeStyles In 360は、自宅にいながら買い物ができる“VRショッピング”を提案しています。
自宅でVRショッピング
Lifestyles In 360はこれまで、グロッサリーチェーンのWhole Foods Marketや、エンターテイメントスポットのCoca-Cola Orlando Eye(コカコーラ・オーランドアイ)向けにバーチャルショッピングを提供してきました。
今回開始するサービスでは、ユーザーがVR内で複数の小売店やレストラン等を巡り、アイテムを購入することができます。VRプラットフォームには、ローカル企業が顧客と繋がったり、パーソナル・ショッパーが買い物をサポートしたりといった機能もあります。
人員確保、サービスエリア拡大目指す
購入した商品は、感染症対策に配慮したスタッフが自宅まで配送。Lifestyles In 360は2020年中に最大1,000人程度の従業員を新規に雇用し、トレーニングする計画とのこと。現在のサービス提供エリアはフロリダ州オーランド近郊に限定されていますが、同社は今後、対象地域を州全体、そして米国全土に拡大する方針です。
(参考)PR NewsWire