12月12日、京都大学は「京都大学ELP短期講座 バーチャル 〜メタバースで変わる人と世界〜」の開催を発表しました。開催日は2023年2月4、5、18、19日の4日間。会場は京都大学芝蘭会館山内ホールです。参加は有料、先着30名の定員に達し次第募集締切とのこと。申し込みはこちらから。
”バーチャル”を多様な切り口で学べる4日間
本講座は、京都大学主催の社会人向け研修プログラム「京都大学エグゼクティブ・リーダーシップ・プログラム(京都大学ELP)」の一環。2015年より哲学、宗教、歴史、政治など多様な講座テーマにて開講し、”最先端の知識だけではなく、時代や場所を越えて存在する本質を学び追求し、次世代のリーダーに必要なブレない軸の獲得”を目的としています。
特定の分野に焦点を当てた「京都大学ELP短期講座」では、対象分野の基礎から応用、社会実装までを4日間で集中して学びます。
今回開催の「バーチャル 〜メタバースで変わる人と世界〜」は、メタバースやブロックチェーン関連分野を牽引する第一人者を産官学から招いて現状を整理。その上でテクノロジー、文化、身体、ジェンダーなどの多様な観点から、この分野の可能性と課題を深く掘り下げる予定です。募集資格はなく、興味があれば誰でも受講可能。申し込みフォームはこちら。
イベント概要
日程
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2023年2月4日(土)・5日(日)・18日(土)・19日(日) 9:30〜19:00頃 ※日によって開始・終了時間は異なる。 ※19時以降交流パーティーあり。
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場所
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京都大学芝蘭会館山内ホール
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定員
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先着30名 ※定員に達し次第締め切り
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受講料
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55万円(税込) ※テキスト代、ランチ代、交流会費、VR体験含む。 ※同一企業からの参加割引あり。
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申し込み締め切り
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2023年1月16日(月)まで
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申し込みサイト
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https://business.form-mailer.jp/fms/2bdf59be155345
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公式サイト
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https://www.elp.kyoto-u.ac.jp/intensive/2022/
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プログラム概要
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1日目:2月4日(土)「メタバースとは何か」 モデレーター:山敷庸亮(京都大学大学院総合生存学館 教授) 「メタバースのビジネス活用」廣澤篤(アクセンチュア株式会 プリンシパル・ディレクター) 「メタバースにおけるクリエイターエコノミーの創出と相互運用性について」上田泰成(経済産業省コンテンツ産業課 課長補佐) 「さよならアトムの時代 〜メタバースがもたらす新しい世界の姿」加藤直人(クラスター株式会社 代表取締役) 「対談」加藤直人(クラスター株式会社 代表取締役)、松永伸司(京都大学文学研究科 准教授) 交流パーティー
2日目:2月5日(日)「仮想空間における貨幣、経済、国家」 モデレーター:山敷庸亮(京都大学大学院総合生存学館 教授) 「安全保障と仮想空間」橋本靖明(防衛研究所政策研究部軍事戦略研究室 主任研究官) 「ブロックチェーンエコノミクス」池田裕一(京都大学大学院総合生存学館 教授) 「貨幣とは何か?」岩井克人(神奈川大学 特別招聘教授) 「ブロックチェーンとNFT(非代替トークン)」櫻井幸一(九州大学システム情報科学研究院情報学部門 教授)
3日目:2月18日(土)「バーチャル技術が変える社会」 モデレーター:磯部洋明(京都市立芸術大学 准教授) 「源流から考える『メタバース』」喜多千草(京都大学文学研究科 教授) 「『ニューロバース』を解読する」神⾕之康(京都大学情報学研究科 教授) 「日本の美少女アバターとそれを使う男性ユーザーの背景にあるものは?」リュドミラ・ブレディキナ(マルタ大学)
4日目:2月19日(日)「仮想空間における⽂化と⾝体」 モデレーター:磯部洋明(京都市立芸術大学 准教授) 「メタバースはどんな文化を作り出すのか」松永伸司(京都大学文学研究科 准教授) 「メタバースは物質の夢をみるのか」近藤銀河(東京芸術大学大学院、美術史家、アーティスト) 「パネルディスカッション」 ファシリ:宮野公樹(京都大学学際融合教育研究推進センター 准教授) パネリスト: 鈴木晶子(京都大学 名誉教授、理化学研究所 客員主管研究員) 松永伸司(京都大学文学研究科 准教授) 近藤銀河(東京芸術大学大学院、美術史家、アーティスト) 西條玲奈(東京電機大学工学部人間科学系列 助教) 交流パーティー ※敬称略、順不同
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(参考)プレスリリース