日本HPでは、Microsoft社のWindows Mixed Realityに対応するHP製の開発者向けMRヘッドセット「HP Windows Mixed Reality Headset(デベロッパーエディション)」の販売を開始しました。価格は49,800円(税抜)。現在(8月4日10時40分時点)は一時取扱停止となっています。
本ヘッドセットは、マイクロソフト社が展開するMRデバイス「HoloLens」と同じWindows Mixed Realityのプラットフォームを使用しており、没入型のVR体験が可能となっています。装着面については、上下に可変するフリップアップ式を採用しています。
HP Windows Mixed Reality Headsetには、HDMI2.0およびUSB3.0の2-in-1ケーブルが同梱されています。本ヘッドセットとWindows 10搭載のPCをつなぐだけで、追加ソフトウェアなどを必要とせずシームレスなセットアップが可能です。ヘッドセットには、モーショントラッキングセンサーが内蔵されているため、追加センサーも不要となっています。
本ヘッドセットは、解像度1440×1440(片方)、リフレッシュレートは最大90Hz。また、VR空間を自由に移動できる6DOFにも対応しています。
本製品が一時取扱停止となる前の8月3日16時頃、日本HPの担当者の方に本件に関して伺ったところ、本製品は8月3日から受注開始として受け付けていたとのこと。オンラインストアでの購入の際、購入可能な時点では納品が「最短受注後5日」と表示されていたことについても伺ったところ、「最初に入荷した分に対して引き当てが出来れば、購入者には最短5営業日で届く」とのこと。本デバイスの販売個数については非公開。次回以降の入荷予定については、状況に応じて検討、現時点では未定とされています。
スペック
ディスプレイサイズ |
対角2.89インチ×2 |
解像度 |
1440×1440(片方)、2880×1440(両方) |
リフレッシュレート |
1440×1440(片方)、2880×1440(両方) |
視野角 |
水平95度 |
トラッキングカメラ |
フロント部×2 |
音声入力/出力 |
コンボポート×1 |
同梱ケーブル |
・HDMI(2.0)およびUSB3.0との2in1ケーブル |
価格 |
49,800円 |
推奨スペック
ノートPC |
デスクトップPC |
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OS |
Windows 10 Creators Update(バージョン1703)以降 |
Windows 10 Creators Update(バージョン1703)以降 |
プロセッサー |
Intel Core i5 デュアルコアプロセッサー( Hyperthreading対応) |
Intel Core i3 デュアルコアプロセッサー( Hyperthreading対応)、または AMD FX4350クアッドコア同等以上 |
GPU |
NVIDIA GeForce GTX965M |
NVIDIA GeForce GTX960/1050 |
メモリ |
8GB |
8GB |
ポート |
HDMIポート×1 |
HDMIポート×1 |
なお、本デバイスと同じプラットフォームを使用しているAcer製MRヘッドセット「Acer Windows Mixed Reality Headset」は、7月27日より予約受付を再開しましたが、公式ツイッターによると約10分ほどで予約定数に達していました。次回予約の詳細については、あらためて発表がなされるとのことです。