中国の大手通信機器メーカーであるファーウェイ(Huawei)が、中国の国家知識産権局(CNIPA)に、VRヘッドセット向けのハンドコントローラーと思われる特許を出願していたことが確認されました。
確認された特許(CN306513655S)からは、フェイスブック製「Oculus Quest」のハンドコントローラーに類似したデザインが確認できます。ファーウェイはこれまでスマートフォンを主力製品としてきましたが、アメリカの制裁により、出荷台数は大きく減少しています。
2021年5月現在、今回の特許が、ファーウェイが実際にハンドコントローラーの開発を始めたことを意味しているのか、あるいは特許出願に留まるのかは不明です。ただ、Oppo(オッポ)などの企業が台頭するなか、ファーウェイが戦略の転換を検討している可能性は考えられるでしょう。同社の動向を見守っていきたいところです。