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活用事例 2017.07.25

GoProの360度カメラ「Fusion」サッカーの試合の撮影などで試用へ

GoProの360度カメラである「Fusion」の最初の出荷は、コンテンツパートナーを支援する2017年の夏に展開予定のパイロットプログラムの一環として、大手のブランド、代理店、コンテンツクリエイターに向けて出荷することになりました。

GoProは2017年4月に、VR/非VRに対応した360度撮影可能なアクションカメラである「Fusion」を発表しました。5.2Kの解像度をもつ360度カメラということもあり、非常に注目されています。同時期に「Fusion」を試用するパイロットプログラムの募集を行っていました。

20,000件以上の応募があったパイロットプログラム

パイロットプログラムには20,000件以上の応募がありましたが、その中から10件を選択しました。当選者は、YouTubeで活躍しているルイス・コース(「FunForLouis」)、ゴールデンステート・ウォリアーズ、USAトゥデイネットワーク、FOXスポーツ、ACCUWearher、デジタルドメイン、ゲッティイメージズ、レジェンド3D、ラピッドVR、RYOTが挙げられています。

https://www.youtube.com/watch?v=PygsKZXpYrI

当選したFOXスポーツのMichael Davies氏は「没入型の撮影を進めるためにGoProの取り組みは非常に印象深く、『Fusion』を利用できることにとても興奮しています。今秋に行われる予定のCONCACAFゴールドカップ、UFC、NCAAサッカーシーズンなどで、「Fusion」を使って実験したいと思っています。」と述べています。

GoProの創設者兼CEOであるWoodman氏は次のように述べています。「プロフェッショナルなクリエイターの手に『Fusion』をもたらすことに非常に興奮しています。』と述べています。パイロットプログラムのフィードバックを経て、2017年後半に『Fusion』を出荷することを目指しています。

「Fusion」には動画編集用のソフトウェアも付属しており、編集ソフトを持っておらず、360度動画に精通していなくても、ユーザーは映像を簡単に使用できるようになります。

今年中にリリースを予定、パイロットプログラムも継続

GoProは、2017年末までに「Fusion」を販売する予定です。詳しい日程や価格設定、詳細な技術仕様は現時点では公開されていません。

「Fusion」のパイロットプログラムは募集を続けており、この夏の後半に新しくパイロットプログラムのパートナーを追加する予定とのことです。パイロットプログラムの応募は引き続きGoProの該当ページから応募することができます。

(参考)
GoPro Ships First ‘Fusion’ 360 Cameras to 10 Select Broadcastersー(英語)
https://www.roadtovr.com/gopro-ships-fusion-360-camera-10-select-broadcasters/


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