3月19日から開催されるゲーム・デベロッパーズ・カンファレンス(GDC)の基調講演にて、グーグル(Google)はゲーム開発者向けの新たな製品やツールを発表します。グーグルのAR/VR部門プロダクトマネージャーを務めるNathan Martz氏も登壇予定で、AR/VRに関する新たな発表が期待されます。
基調講演にてAR/VR部門のマネージャーが登壇
GDC 2018で行われるGoogle Developer Day基調講演にて、グーグルはゲーム開発者向けの製品やツールについて発表するとしています。AR/VRに焦点を当てるかどうかについては述べられていませんが、同社のAR/VR部門プロダクトマネージャーであるNathan Martz氏が講演を行うとしているため、なんらかの発表があるものと期待されています。
グーグルは基調講演の内容について、「成長し続ける世界中のユーザーに向けて、高品質かつ魅力的な体験を構築できる、ゲーム開発者のための新製品・ツールや機会を提供します」と綴っています。
講演では他に、Instant AppsのプロジェクトリーダーであるJonathan Karmel氏、ゲーム製品計画部長のMark Vela氏も登壇予定です。
ARCoreなど、活発なAR/VR展開
グーグルは直近にAndroid向けAR開発プラットフォーム「ARCore 1.0」をリリースしており、同プラットフォームは多くのフラグシップスマートフォンに対応することが発表されました。対応機種には、Samsung Galaxy S8/S8+、Note8、S7/S7 edgeのほか、LGのV30/V30+、ASUSのZenfone AR、OnePlusのOnePlus 5などが含まれています。
またMartz氏のAR/VRチームは、直近でもいくつかのAR/VRツール・サービスを手がけています。無料で利用できる3Dモデル素材・インスタントプレビューサイト「Poly」、GPUの動作をデバッグするツール「GAPID」などを開発しています。
GDC 2018は、2018年3月19日~23日の期間、カリフォルニア州・サンフランシスコで開催されます。
(参考) Road to VR
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