Envisics社はゼネラルモーターズ(GM)の新型車「Cadillac VISTIQ」ARを利用したヘッドアップディスプレイ(AR-HUD)を独占提供すると発表しました。AR-HUDは、フロントガラスに現実の風景と重ねて情報を表示する技術です。
Cadillac VISTIQは、ラグジュアリー電気SUVとして新たに登場するモデルで、米国やカナダを含む世界市場で発売が計画されています。同モデルは、Cadillac LYRIQ-Vとともに、GMの車両として初めてEnvisics社の第2世代AR-HUDを採用します。このAR-HUDは両モデル専用に開発され、GMのテネシー州スプリングヒル工場にて生産が行われています。
GMは、Envisics社と継続的に協力してきました。GMの投資部門「GM Ventures」は、Envisics社の資金調達ラウンドに参加し、2018年のシリーズBと2023年のシリーズCにおいて出資を行っています。特に直近のラウンドでEnvisics社は1億ドル超を調達しました。
Envisics社CEOのジェイミソン・クリスマス氏は、「GM Venturesの初期段階からの支援が、研究成果を実際の製品にするために重要だった」と語っています。また、GM Venturesのマネージングディレクターであるアニルヴァン・クーマー氏も、「この協力はGMが技術革新企業に対し初期投資を重視している証明になる」とコメントしています。GMはEnvisics社との協業により、キャデラックの電気自動車ユーザーにAR-HUDを提供する方針です。

