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活用事例 2020.10.07

国際連合、VRプラットフォームを活用したバーチャルイベントを開催へ

国際連合は、2020年10月24日に、VR教室プラットフォーム「Engage」を使用して、年次の若者向けイベント“Global Youth Takeover”を実施することを発表しました。

「Engage」は、オックスフォード大学のような教育機関、イギリスの国営放送BBC等に導入された実績を有する、最大50人が参加できるプラットフォームです。Immersive VR Education社が開発を行っています。対応VRヘッドセットは、Oculus Quest(オキュラス クエスト)、VIVE Focus Plus、Pico社のヘッドセットなど。日本からもダウンロードして使用することができます。

Global Youth Takeoverでは、会場内を散策し、他の参加者と交流することが可能。WHOの事務局長テドロス・アダノム氏や女優のジュリアン・ハフさん、ネルソン・マンデラの孫でジャーナリストのSiyabulela Mandelaさんなど、複数の著名人も出席し、講演を聞くことができる、とのこと。

関係者のコメント

今回のイベント開催について、Immersive VR Education社のCEO、David Whelan氏は以下のようにコメントしています。

イベントの開催が近い将来まで控えられている現在、大きな組織の、バーチャルイベントを開催したいという需要は高まりを見せています。我々は、国際連合が「Engage」を(今年度の)Global Youth Takeoverのプラットフォームとして選択してくれたことを光栄に思います。360度映像とは異なり、「Engage」は完全に没入的な映像やオーディオを提供します。

新型コロナウイルスの流行以降、「Engage」では、様々な企業や団体がバーチャルイベントを開催しています。米メディアVRScoutは、一例として、フェイスブックやアメリカ空軍、欧州委員会、ヤフーなどを挙げています。

(参考)VRScout

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