インドのスタートアップFlamは、シードラウンドで350万ドル(約3.8億円)の資金調達を行いました。プリントアウトされた写真の上にARを重ねるアプリは、創業から3か月で4,000万回以上利用されています。
独自の画像認識技術など搭載
Flamは2021年5月に設立、スマートフォン向けARアプリを提供しています。現在のサービス「FlamCard」は、プリントされた写真にスマートフォンのカメラをかざし、ARムービーを見るものです。公式サイトに掲載されているイメージによると、写真に写っている人物らが生き生きと動き出します。
CEOのShourya Agarwal氏によれば、FlamCardには画像認識、AR、トラッキングらを合わせた独自技術を採用しています。そして創業から半年足らずですが、既に4,000万回超の利用(カメラを使ったインタラクションや写真のスキャン)を記録しているとのことです。
開発進行や人材採用など
今回の資金調達には複数のベンチャーキャピタルやエンジェル投資家が参加しました。Flamは製品開発やARエンジンの拡張を進め、コンピュータービジョンや3Dデザインといった、専門人材の採用も行うとしています。
インドのXRスタートアップの動向はこちらから。
(参考)Tech in Asia