「Apex Construct」「Wraith: The Oblivion – Afterlife」などのタイトルで知られるVRゲームスタジオFast Travel Gamesが、シリーズBラウンドで400万(約4.4億円)を調達しました。
Oculus Questで売上100万ドル超えタイトルも
Fast Travel Gamesはスウェーデン・ストックホルムを拠点とするゲームスタジオです。DICE(代表作:バトルフィールドシリーズ)やRovio Entertainment(代表作:アングリーバードシリーズ)出身者が設立しました。代表作であるVRアクションゲーム「Apex Construct」は、Quest版の収益が100万ドルを超えたことを発表しています。
2021年4月には新作ホラーゲーム「Wraith: The Oblivion – Afterlife」をOculus Storeでリリース。その後Steamにも展開し、2021年後半にはPSVR(PlayStation VR)版も発売予定です。
ジャンルを限定せず展開、収益倍増計画
CEOのOskar Burman氏によれば、2020年の同社の収益は240万ドルに上りました。そして2021年には「収益の2倍化」に向け進んでいるということです。また原稿執筆時点、複数のVR独占タイトル開発を進めているとのこと。
Burman氏は、今後もホラーゲームに限らず様々なジャンルのコンテンツを開発していくと説明。詳細は明かせないとしつつも、「我々は種々のジャンルやゲームにまたがる素晴らしいチームを持っており、それ(多様なジャンルの開発)を成し遂げる力があります」と自信を見せました。
(参考)UploadVR