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活用事例 2021.05.14

熟練者の指導受けられる医療向けAR遠隔支援ツール、ダットジャパンと杏林大付属病院

ダットジャパン株式会社は、医療分野における画像処理のAR遠隔支援ツール「どこでも君・医療(仮称)」の実証実験を開始しました。本ツールでは現場の担当者がスマートグラス等のデバイスを装着し、カメラ映像を遠隔の指示者に送信。指示者はモーションセンサーを使い、手の動きなどを現場担当者のデバイスに表示することで、直感的な指示ができます。

現場担当者を遠隔支援、指の動きなど直感的に

ダットジャパンは、建設業向けのソフトウェア開発・販売などを展開する企業。今回「どこでも君・医療(仮称)」は医療画像撮影の支援を目的に開発されたARシステムです。遠隔地にいるスタッフの手の動きや動作を、現場担当者のデバイス上に表示します。また、動作の内容を記録し、動画化してマニュアルを作成する仕組みも構築するとのこと。

今回ダットジャパンは杏林⼤学医学部付属病院と共同で実証実験を行っており、今後は製品化も予定されています。

AR/MRで医療現場を遠隔支援

医療の現場では、AR/MRを活用する取り組みが進められています。人体や医療データを3Dモデル化し、AR/MRとして表示することで、遠隔医療や医療スタッフ・患者とのコミュニケーションなどを促進する活用事例などがみられます。

(参考)ダットジャパン株式会社 プレスリリース


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