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業界動向 2019.08.14

ファーウェイが“5G×ARクラウド”の「Cyberverse」発表

中国の通信機器メーカーファーウェイ(Huawei)は、5Gを活用したARクラウドサービス「Cyberverse」を発表しました。このサービスにより、ARによる道案内などを利用することができます。

「Cyberverse」は、現地時間8月9日から11日にかけて開催されたカンファレンス「Huawei Developer Conference(HDC)」で発表されました。公式Webサイトにはまだ掲載がなされていませんが、YouTubeにて紹介動画が投稿されています。動画からは「Cyberverse」の使用感、AR活用に関するコンセプトなどを確認できます。

中国のテック系ブログPandailyによれば、「Cyberverse」は“世界中の1000箇所を超えるロケーションでユーザーに高精度なマッピングサービスを提供することで、スマートフォンのロケーション特定機能を高める”とのこと。

政治的対立が課題となるか

2019年8月現在、ファーウェイの5G技術は複数の国で自国インフラに組み込まないことが決定されています。また同社のスマートフォンはGoolgleからのソフトウェア出荷が停止されており、AndroidOSが将来的に対応しなくなる可能性も指摘されています。

「Cyberverse」がどのような形態でリリースされるかは判明していませんが、アメリカと中国間の経済や5G関連の紛争が継続した場合、「Cyberverse」の世界展開にも影響するものと思われます。

(参考)Next Reality


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