Home » コロプラ、第2四半期決算を発表 VRは「いよいよ波が来る」


活用事例 2018.05.14

コロプラ、第2四半期決算を発表 VRは「いよいよ波が来る」

株式会社コロプラは、平成30年9月期第2四半期連結決算を発表しました。売上高111億円、営業利益19億円と、それぞれ前年同期(売上高128億円、営業利益37億円)比13.0%、46.6%の減となりました。ただし広告宣伝費を前四半期比マイナス5億円と抑制し、下期に備え減益幅を抑えているとしています。

[ads]

第2四半期、VR関連ではDaydream向けミドルレンジのVRゲームタイトル「Nyoro The Snake & Seven Islands」をリリースしています。同社は、VR端末向けコンテンツへの注力を進めており、様々な開発実験を行っていると報告しています。

また決算説明会の質疑応答の中で、VR市場の見方の変化について次のように回答しています。同社は“VR市場の盛り上がりには相当の時間がかかるという考え方が変わってきた”としたうえで、「海外ではネットワーク上で多人数とコミュニケーションが取れるソー シャル VR サービス『VRChat』が大きな盛り上がりを見せている」と返答。

さらに、「国内では(中略)『VTuber(バーチャルYouTuber)』の人気に火が付きつつある。それぞれのサ ービスにコアなユーザーがついてきている事例も出てきており、これはプラットフォームの勃興期に見られる典型的な現象といえる」と期待を示しています。

さらに一体型VRヘッドセットの登場やハイエンドヘッドセットのスペック向上を挙げ、「『いよいよ波が来るのでは』と強い思いを抱き始めている」と述べています。今後も研究開発のスピードを緩めず、強めることもなく、着実に進めるということです。

(参考)株式会社コロプラIR情報


VR/AR/VTuber専門メディア「Mogura」が今注目するキーワード