Home » AR眼鏡を開発中のCastR、Androidの創業者が1500万ドルを出資


活用事例 2015.08.20

AR眼鏡を開発中のCastR、Androidの創業者が1500万ドルを出資

現実にホログラフィックなどデジタルな情報を投影するAR(拡張現実)デバイスの開発を行っているCastAR社は、Androidの創業者アンディ・ルービンのスタートアップ支援ファンドから1500万ドル(約18億円)の出資を受けることを明らかにしました。

アンディ・ルービン氏は、GoogleがAndroidを買収する前のAndroidの共同創業者です。同氏は2015年10月にGoogle退社し、スタートアップを支援するファンドを開始すること明らかにしていました。

CastAR社は、眼鏡型のARデバイスを9人のチームで開発しています。2013年11月にKickstarterを行い、48時間で40万ドルの目標金額を達成、最終的に約100万ドルを集めました。Kickstarterで掲載していた2014年9月の出荷から大幅に遅れていますが、今回の出資を受けて、Kickstarterの出資者へ「2、3ヶ月以内に出荷を開始できる」としています。2016年には製品版の出荷をしており、現在で400ドルで予約を受付中です。

EarlyGlassesWebReady_0254edf2-3efd-4808-bb67-f056dd3708ae_1024x1024

ルービン氏は今回の出資にあたり、「CastARこそが、ARとVRの機能をうまく活用し、子供から大人まで楽しめるものとして実現してくれるチームだ」とコメントしています。

GoogleGlass以降、製品版の発売がないARデバイスですが、今や数十億のユーザーが使うAndroidを作り上げた人物が推すCastARがどのような体験をもたらすのか楽しみです。

(参考)
Presswire / castAR Closes $15+ Million Series A Round from Playground Global
http://www.prnewswire.com/news-releases/castar-closes-15-million-series-a-round-from-playground-global-300130464.html

UploadVR / CastAR gets $15 million investment with help from Android founder
http://uploadvr.com/castar-15-million-android/


VR/AR/VTuber専門メディア「Mogura」が今注目するキーワード