ラストマイルワークス株式会社は、カンボジアの日系大規模開発Bodaiju ResidenceにおいてVRによる販売、マーケティングツールの試験導入を開始しました。
内装や周辺環境をVRで紹介
ラストマイルワークスは、住宅関連業界向けのVR事業を展開する不動産系VR会社。
同社は12月1日、日系不動産投資会社のクリード・グループがカンボジアにておこなう大規模開発Bodaiju Residenceにおいて、VRによる販売、マーケティングツールの試験導入を開始しました。
本コンテンツはフルCGで制作された物件をOculus Riftで閲覧したり、宅地の周辺環境をパノラマ画像で説明するといった内容になっています。
VRマーケティングツールの導入によって、物件の内覧におけるコストの削減の他、海外など遠方にいる潜在顧客へのアプローチの拡大も期待されます。
本コンテンツを利用した体験会の第一回として、12月の1~3日までプノンペンにて行われる、東南アジア向け博覧会「Cambodia Construction Industry Expo 2016」に出展予定です。
住まいの新しい魅せ方を提供
東南アジアと日本向けにサービスを展開するラストマイルワークスは、バーチャルモデルルームやパノラマ画像を利用した360°ツアーを提供する不動産業界向けVRサービス「terior」といった、不動産業界でのVR活用に力を入れています。
VRでの物件内覧の特長として、インタラクティブに壁材・床材を変更して確認したり、時間帯による変化を手軽に体感できることもポイントです。
ラストマイルワークスの代表取締役社長である小林雄氏はホームページ上で、「日本の不動産業界におけるVRの活用は未だ遅れていると感じます。私たちのサービスが日本のアナログで非効率なサービスを変えていく、そんな存在になれれば幸いです」と述べています。
(参考)
ラストマイルワークス株式会社 – プレスリリース