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MoguraVR

2015.08.13

Cloudhead Games、VRゲームで酔いにくい移動を実現するノウハウ「Blink」を公開

VRゲームの開発を進めているCloudhead Gamesは、ゲーム中で移動する時に酔いを削減する「Blink」という技術を公開しました。

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Cloudhead Gamesは、HTCとValve社が開発中のVRヘッドマウントディスプレイ(VRHMD)HTC Vive向けに『The Gallery』というVRゲームを制作しています。

昨日の記事でもお伝えした通り、「酔い」から生じる不快感はVRの大きな課題の一つです。

Oculus RiftなどのVRHMDは酔いを防止するため、遅延をできる限り小さくするなどの性能向上を行ってきました。しかし、コンテンツ制作側でも工夫をしなければなりません。特に、ゲームをプレイ中に移動をすると、酔いやすくなります。これまでのゲームと同じ方法を使うと、コントローラーのアナログスティックを使うことが一般的です。VRHMDを装着してアナログスティックで移動すると、現実の体の動きとVRの移動が一致しないため三半規管が違和感を感じ取り、酔いやすくなってしまいます。

Cloudhead Gamesはこれまでの開発で得られた知見を活かし、「Blink」(Blinkは「瞬き」という意味)という技術ノウハウをまとめています。Blinkは3つの要素から成り、Cinematic Blink, Precision Blink、Volume Blinkと呼んでいます。

Cinematic Blinkは、移動先の地点を目線で見てコントローラーのボタンを押して決定すると現在の光景がフェードアウトし、新しい地点の光景がフェードインします。まばたきのような流れで視界が変わるためBlinkという名称が付けられているものと考えられます。Precision BlinkはCinematic Blinkをよりゆっくりにしたモードで、移動先をじっくりと選択して移動することができます。Volume Blinkは体を動かして移動できる範囲の表示です。HTC Viveでは、実際に体を動かして移動できる範囲が4.5m四方と広いため、その境界線も表示しています。

また、Cloudhead Gamesでは、4.5m四方を動き回れるだけでなく、あらゆるプレイ環境を想定したいとして、座っている状態や動き回れる状態など、プレイヤーの状況に応じて体を動かせる範囲を変更することができるシステムを組み込んでいます。

VRゲームの開発は、移動方法一つとってもこれまでのゲームの方法が最適とは限らないため、各デベロッパーが試行錯誤を繰り返しているところです。今後もこうしたノウハウが蓄積し、共有されていくことは間違いないでしょう。

『The Gallery』はHTC Viveのローンチタイトルです。2015年末までには発売されるので、どのような仕上がりになるのか非常に楽しみですね。

Cloudhead GamesによるBlinkの紹介動画はこちら(すべて英語)

https://www.youtube.com/watch?v=DwZt2jRE8PY

(参考)
Road to VR / Cloudhead Games’ ‘Blink’ to Bring Nausea-free VR to HTC Vive this Holiday
http://www.roadtovr.com/cloudhead-games-blink-to-debut-nausea-free-vr-on-htc-vive-this-holiday/

UploadVR / Cloudhead’s “Blink” locomotion for VR is simple and robust
http://uploadvr.com/cloudhead-blink-vr-movement/

※アメリカのVR専門メディアRoad to VR 及び UploadVRははMogura VRのパートナーシップ・メディアです。

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この記事を書いた人

すんくぼ(久保田 瞬)

慶應義塾大学法学部政治学科卒業後、環境省に入省。環境白書の作成等に携わる。ECベンチャー勤務を経て、現Mogura VR編集長、株式会社Mogura代表取締役社長。VRジャーナリスト。
VRが人の知覚する現実を認識を進化させ、社会を変えていく無限の可能性を感じ、身も心も捧げている。VR/AR業界の情報集約、コンサルティングが専門。また、国外の主要イベントには必ず足を運んで取材を行っているほか、国内外の業界の中心に身を置きネットワーク構築を行っている。Boothにて書籍「寝転んでNetflixを観ると、 VRの未来が見える」販売中

Twitter:@tyranusii

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