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医療・福祉 2019.05.20

AR/VRを小児医療に活用、治療支援システムが提供開始

株式会社BiPSEEは、 AR/VR技術を活用した子ども向け治療支援システム「BiPSEE医療XR」の本格サービスを2019年5月20日より開始します。本サービスは歯科や小児科、皮膚科など医療施設へAR/VRデバイスなどを提供するレンタルサービスです。

「BiPSEE医療XR」は、AR/VRとアニメーションを組み合わせた小児対象の治療支援システムです。治療中の子供にゴーグルをかけてもらい、現実の世界から段階的にAR、VRへと環境が変化することで、子どもの「想像する力」「想像を楽しむ力」を引き出して、没入感を高め、治療から気を逸らせることを目的としています。使い方は、小児科などの治療にはVR、歯科治療など頭の位置を保つ必要がある場合はアニメなど、状況に応じた自由な使い方ができるとのことです。

同社は2019年1月から複数の医療機関で「BiPSEE医療XR」の導入試験を実施。体験者アンケートでは、4歳以上は全員夢中になり、AR/VRで治療体験の質が向上するという結果が明らかになっています。

「BiPSEE医療XR」の月額プランと年間プランの2種類。専用スマートフォンとVRゴーグルのセット毎のレンタル料金となります。各プランには基本サービスとして、お菓子の国や縁日、動物の国、不思議の世界などから3つのシーンが搭載されています。また、サービス開始を記念した30セット限定のキャンペーンも実施中です。各種プランへの問い合わせはこちらです。

(参考)株式会社BiPSEE


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