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業界動向 2019.01.16

米通信大手、Magic Leapとの提携拡大 法人向けも視野に

アメリカの通信大手AT&Tは、MRヘッドセット開発で知られるアメリカのMagic Leap(マジックリープ)との提携拡大を発表しました。AT&Tは提携の拡大に伴い、Magic Leapと共同で5G通信と法人向けモデルのMagic Leap Oneを活用した、法人向けビジネスを推進していくことを発表しました

AT&TとMagic Leapの提携は、2018年8月に結ばれました。提携当初はMagic Leap Oneへの5G通信の実装と、Magic Leap Oneのコンテンツの拡充が目的とされていました。

ヘルスケア業界などへの展開が予定

AT&Tは、法人向けMagic Leap Oneの販売を想定している業界として製造業、小売業、ヘルスケア業界などをプレスリリースに記載しています。AT&Tによると、CADとの連携アプリや、MRを活用した商品の試着・試用アプリ、複合医療診断機能アプリなど、これらの業界で使用するのに適したMagic Leap One用アプリを開発し、売り込みを図るとのことです。

2019年1月現在、法人向けモデルのMagic Leap Oneの詳細は公表されていません。発売時期も未定です。米メディアNext Realityによると、法人向けMagic Leap Oneへの5G通信の実装は、すでにテストが進められているとのことです。

Magic Leap Oneとは

Magic Leap Oneは2010年に創業したMagic Leapが開発した、MRヘッドセットです。2018年8月に、開発者版が米国で発売されました。発売当初は一部の都市のみでの販売でしたが、同年11月、アメリカ全土への販売が拡大しています。

(参考)Next Reality


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