ARヘッドセットを開発するMeta社は、同社が開発するARデバイスMeta2の製造と発送に遅れが生じていることを発表しました。
広い視野角のARデバイスMeta2
Meta2は、2015年1月に出荷されたARヘッドセットMetaの後継機で、眼前のハーフミラーによる映像反射で仮想オブジェクトを表示するARヘッドセットです。
位置トラッキングやハンドトラッキングにも対応しており、PCに接続しての利用になりますが、視野角が90度と広いことなどが特徴です。
今回、開発元のMeta社が同ARデバイスの製造と発送に遅れが生じていることを公表しました。
Meta社の公式ブログによると、Meta2の発送は当初2016年末に予定されており、同ARデバイスの“一部”の発送はすで完了しているが、残りのデバイスの製造と発送が遅れているとのことです。
公式ブログのビデオにて、シニアディレクターのGary garcia氏は「当初は順調に進んでいた製造と発送ラインに問題が生じ、遅れが出ています。製造の規模を2倍に増やし問題解決に取り組んでいます」とコメントしています。
(参考)
Meta Acknowledges Manufacturing Delays for Meta 2 AR Dev Kit
http://www.roadtovr.com/meta-2-shipping-manufacturing-delay/ (英語)
Meta社 公式ブログ https://blog.metavision.com/an-update-from-gary-garcia-of-meta-augmented-reality (英語)
MoguraVRはRoad to VRとパートナーシップを結んでいます。