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業界動向 2022.05.31

アップル、6月6日のWWDCでXRデバイスや「realityOS」発表か? 商標の“更新期限日”から推測

アップルのVR/ARデバイスについて、近く大きな発表が行われる可能性が出てきました。同社が登録したと考えられる商標「realityOS」の存在や登録日程が明らかになり、2022年6月6日(日本時間6月7日未明)より開催される開発者会議「WWDC」が注目を集めています。

特許やリーク情報飛び交うアップル

アップルは2015年にはメガネ型ヘッドセットの特許を申請するなど、早くからXRデバイス開発に取り組んでいると推測されます。しかしアップルからの正式な発表は一切行われておらず、特許やサプライヤーの情報から噂、リーク情報ばかりが飛び交う状況です。一例として、OSについては2017年から、「rOS」(Reallity Operating System:リアリティ・オペレーティング・システム)と呼ばれる独自のOSを開発しているとの情報がリークされています。

そして発見された「realityOS」商標、その更新期限日が意味するものは?

今回発見された商標「realityOS」は、2021年12月に申請されています。そして2022年6月8日に更新期限を迎えます——そして、この更新期限日は、WWDCで基調講演が行われる6月6日の2日後です。

アップルはこれまで、WWDCの基調講演で新製品の発表を行った直後に関連する商標を登録する傾向があった、とされています。したがって、2022年6月6日にrealityOSやXRデバイスに関する発表をし、2日後にアップルとして「realityOS」の商標登録を行うのではないか、と推測されています。

なお、この「realityOS」の商標そのものは、アップル自身が登録したものではありません。しかしアップルが、過去にも別の社名でmacOS関連の商標登録を行っていた事実を鑑みると、申請者を隠すためにペーパーカンパニーを立ち上げた可能性が考えられます。

ついにアップルが正式なXRデバイス発表となるのか。WWDCの基調講演は、6月6日午前10時(日本時間6月7日午前2時)に行われます。これらの配信は公式サイトYouTubeでも視聴でき、事前登録は不要です。

(参考)Road to VR
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