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テック 2022.12.21

Meta Questで球体からコンテンツを飛び回る ポータルを設置できる公式APIが発表

Metaは、VRヘッドセットMeta Quest向けのアプリを開発するデベロッパー向けの新たなAPI「App to App Travel」を発表しました。コンテンツ内にポータルを設置して、他アプリへの“直接移動”できるシステムを導入可能にします。

「App to App Travel」は、Quest向けプラットフォームに導入されている Destinations機能をベースにしています。同機能は、開発者が自分のアプリにワールドやロビーを登録し(アプリのメニューからではなく)直接参加できるようにするもの。ゲームセッションへの参加や、ゲームへの招待を受けた際などに機能しています。

今回リリースされた「App to App Travel」を使用すると、開発者は他アプリ側のDestinations機能を起動することができます。同機能をサポートしていれば、他の企業などが制作したソフトウェアにも“移動”できるとのこと。

「App to App Travel」を利用するためには、あらかじめ“移動先”のアプリをQuestに導入し、アップデートを行う必要があります。また、APIが機能するのは事前にMetaに登録申請を行ったアプリのみ。Destinations機能に対応していても未申請の場合、当該アプリへの移動は行えません。また現時点では「Quest Link(PCと接続)」を使っている状態では同APIは機能しません。

(参考)UploadVR

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