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活用事例 2017.04.19

『エイリアン』、『グラディエーター』のリドリー・スコット、VR部門設立

『エイリアン』や『グラディエーター』監督のリドリー・スコットの映画制作会社Ridley Scott Associates (RSA)は、VRやAR、MRを使った映画製作を専門とする部門RSA VRを立ち上げることを発表しました。

VR映画製作部門”RSA VR”とは

リドリースコットの映画制作会社RSAの公式発表によると、RSA VRはVR、AR、MRを活用した映画製作を専門とする新たな部門となると説明されています。

RSA代表のJules Daly氏は「RSAはここ数年VR分野に力を入れてきました。VR制作部門を立ち上げることでブランドやエンターテイメントの面でもさらに注力できるはずです」と語ります。

PSA VRの指揮はPSAと映画『オデッセイ』のVRコンテンツ開発を行ってきたJen Dennis氏が執るとのことです。PSA VRはすでに進行中の映画『エイリアン:コヴェナント』VR作品の制作や『Blackbox』という名のVRシリーズの制作など様々なプロジェクトを行っています。

増えるVR映画

映画業界におけるVRの取り組みは増えています。

『エイリアン』や『オデッセイ』などの映画をテーマにしたVRコンテンツの他にも、スティーブン・スピルバーグがVRをテーマとして扱った米国の小説『Ready Player One』の映画化で監督を務め、年内に公開されることも決まっています。

今後もどのような形で映画とVRが融合していくのか期待が膨らみます。

(参考)
‘Alien’, ‘Blade Runner’ Director Ridley Scott Launches VR Film Division
http://www.roadtovr.com/alien-blade-runner-director-ridley-scott-launches-vr-film-division/ (英語)

Ridley Scott Associates (RSA) 公式サイト http://www.rsafilms.com/usa/vr/featured/ (英語)

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