メタバースコンテンツ開発を手がけるAlche株式会社は、メタバース収益化支援を行う株式会社Vと業務提携を発表しました。両社は世界的なメタバースゲームプラットフォーム「Fortnite」を主軸としたコンテンツ開発で協力し、それぞれの強みを活かしながら、メタバース領域での事業展開を加速させていく方針です。
株式会社Vは「VRChat」「Roblox」「ZEPETO」「Fortnite」といった主要なメタバースプラットフォームにおいて、ワールドやアバター、衣装アイテムの企画制作から販売プロモーションまでを一貫してサポートする事業を手掛けてます。特に、コミュニティと自社メディアを活用した販売プロモーション力が強みです。
一方、Alche株式会社は2019年の創業以来、Unreal Engineを用いたコンテンツ制作を得意としており、「Fortnite」コンテンツ制作において実績があります。2023年8月には最初の試作タイトル「Beat Mole Shot」がEPICイチオシやUEFNのベストに選出され、1日あたりのアクティブユーザー数が1.4万人近くを記録するなど、高い評価を得ています。
また同社は、RADWIMPSのバーチャルライブ「SHIN SEKAI “nowhere”」やフジテレビの「THE ODAIBA 2022 バーチャル冒険アイランド with PARTY」など、大型バーチャルライブやイベントの制作実績があります。2022年4月には独自のメタバース構築基盤「stellla(ステラ)」の提供を開始し、マルチプレイ対応やチャット機能、EC機能などを含む包括的なプラットフォームを展開しています。
両社は本提携を通じて、UEFNを通じた高度な表現力を活用し、Fortniteにおけるコンテンツ制作で挑戦をしながら、成功事例の創出に取り組んでいくとしています。
(参考)プレスリリース