旭化成エレクトロニクス株式会社(AKM)とTDK株式会社は、VR/AR/MRの各種ウェアラブル機器やアプリなどに活用できる「磁気センサ」を共同開発しました。
本センサはTDKが培ってきた、磁気抵抗率が高く、高密度な信号を読み取ることが可能な「TMR素子の技術」と、AKMの電子コンパスで培ったセンサ用設計技術を活かして開発されたものです。
微小な磁場の変化を精度高く検出することが可能なため、地磁気または磁場発生器を頼りに、精度の高い位置と姿勢の検出が可能とのことです。低ノイズ、低消費電流、小型パッケージなども特徴となっています。
これらの特徴により、本センサは、位置・姿勢のトラッキングについて高い精度を求めるVR/AR/MR向けのアプリに適しているとのことです。スマートフォンや各種ウェアラブル機器などの小型電子機器をはじめ、ゲーム機のコントローラーなどが用途としても想定されています。
(参考)
TDK株式会社 プレスリリース
http://www.tdk.co.jp/corp/ja/news_center/press/20180109_01.htm