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活用事例 2022.06.08

VRでプライベートジェットの「購入前カスタマイズ」シミュレーション、航空大手エアバス

ヨーロッパの大手航空会社エアバスは、VRを活用してプライベートジェット「ACJ TwoTwenty」のカスタマイズを行っています。顧客はカスタム版「ACJ TwoTwenty」を、そのままエアバスに製造してもらうことも可能です(なお、価格はACJ TwoTwenty1機につき8,100万ドル=約108億円)。

VRでプライベートジェットを購入前にカスタマイズ

この取り組みは、エアバスのクリエイティブスタジオ「ACJ Two Twenty Creative Studio」で行われています。顧客はVRでプライベートジェットの内装や壁を動かしたり、テーブルを追加したり、窓際の席を作ったりすることができます。シートや床、カウンターの素材や生地なども設定可能。ベッドにミニシアター、専属シェフのためのキッチン、シャワー付きのフルサイズのバスルームなど、様々な設備を追加する機能も備えています。

エアバスによれば、カスタム版「ACJ TwoTwenty」はすでに6機の受注を受けているとのこと。エアバスと提携して「ACJ TwoTwenty」のカスタマイズを行うComluxは、「VR技術が製造コストを削減し、完成までの時間も短縮する」と説明しています。

(参考)AirbusVRScout

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