Unity Technologiesは7月21日、韓国・ソウルで開催中の「Unite Seoul」において、次世代ゲーム開発プラットフォーム「Unity 7」の計画を発表しました。Unity 7は12月に早期ベータテストを開始し、正式リリースは2027年第1四半期を予定しています。
Unity 7は、開発者やアーティスト、プロデューサー、コーディングエージェントが開発ライフサイクル全体を通じて共に作業できるオープンな環境として設計されています。ゲーム開発の現場ではクリエイターとコーディングエージェントが並んで作業する形が広がっており、Unity 7はこうした変化に対応するプラットフォームとして設計されたとのこと。Unity 6からの移行に大掛かりな再構築は不要で、既存のプロジェクトやスキル、コードはそのまま引き継がれます。
Unity 7ではCoreCLRを採用したコアの刷新により、起動の高速化やシェーダービルドの最大90%高速化が実現。新しいCLIとパブリックAPIにより、フルエディタなしでアセット検証やビルド作業が可能になるほか、無償のMCP(※Model Context Protocol:AIがツールと連携する仕組み)を通じてコーディングエージェントを直接接続できます。
グラフィックス面では、Surface Cache GIによるリアルタイムのグローバルイルミネーションなど新技術が導入され、ハイエンドPCからモバイル端末まで対応します。マネタイズ面では、AIエンジンのUnity Vectorがプレイヤーとゲームのマッチングを支援し、D2C(消費者への直接販売)のIAPやウェブショップの購入データもVectorに反映されます。アーキテクチャはUnity 6を直接引き継ぐため、破壊的変更は発生しません。
Unity社長兼CEOのマット・ブロンバーグ氏は「ゲーム開発は歴史上かつてないスピードで変化しています。未来は最大のチームのものではなく、新しいテクノロジーを活用して独自のものを生み出し、オーディエンスを見つけられる者たちのものです」とコメントしています。
参考
先方提供資料
