Snapは2026年6月4日、ARプラットフォーム企業のIllumixを買収したと発表しました。買収額は非公開です。
Illumixは2017年に設立された企業で、CEOはキリン・シンハ氏が務めています。マッピング技術のスケールアップや現実空間向けの体験構築を強みとしており、AIグラスから本格的なARヘッドセットまで幅広いデバイスに対応する空間インテリジェンスプラットフォームを開発してきました。
AIと物理空間を組み合わせた環境変化への対応なども手がけており、過去にはARゲーム「Five Nights at Freddy’s」のAR版を共同開発した実績もあります。

(Illumix公式サイトより)

(Illumix公式サイトより)
Snapは今回の買収により、Illumixの技術とプラットフォームをARスマートグラス「Specs」の開発に活用する方針です。Illumixの従業員の大半も引き続き雇用されます。
Snapは2026年1月にXR事業を担う子会社Specs Inc.を設立し、ARスマートグラス市場への本格参入を進めています。2026年4月にはQualcommとの長期戦略パートナーシップを締結。次世代SpecsへのSnapdragonチップ搭載も決定しています。次世代Specsは小型・軽量化が図られ、シースルーARオプティクスを搭載する予定です。
Snapは6月16日にカリフォルニア州ロングビーチで開催されるAugmented World Expoで、Specsに関する追加情報を発表する予定です。
