2026年8月21日、フランスの映像制作会社GEDEON Media Groupに対し、法的清算の開始を決める判決が出されました。法的清算とは、裁判所の手続きによって会社を清算するものです。この判決は、フランスの官報にあたるBODACCの2026年9月13日付で公告されました。公告を提出したのはパリの経済活動裁判所の書記課です。債権の届出期限は、公告の日から2か月以内と定められました。
同社はリヨンで登記された株式簡易会社です。映像作品の開発や製作を担う企業への出資を軸に事業を広げてきました。番組や映画の開発、売買もその範囲に含まれます。テレビと映画にまつわるマルチメディア分野を幅広く対象としてきた会社です。
XR分野を担ってきたのが、イノベーション部門のGEDEON Experiencesです。25年にわたるドキュメンタリー制作で培った演出力と、独自テーマへの取材網が土台にあります。大規模な国際プロジェクトを動かす体制も備えてきました。こうした強みをもとに、複数の形式にまたがる没入型の体験を企画・制作しています。2020年にはRMNおよびポンペイ考古学公園と組み、グラン・パレのポンペイ展を手がけました。
(© Excurio – GEDEON Experiences – Musée d’Orsay )
代表作の一つが、XR作品『Tonight with the Impressionists Paris 1874 -印象派画家と過ごす夜-』です。オルセー美術館、フランスのXR制作スタジオExcurio、GEDEON Experiencesによる共同制作となります。舞台は1874年のパリで開かれた第1回印象派展の時代です。モネやルノワールといった画家たちの創作の足跡を、没入型の映像でたどる内容になっており、日本ではIMMERSIVE JOURNEYにて体験が可能です。
参考
https://www.bodacc.fr/pages/annonces-commerciales-detail/?q.id=id:A202601752502
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000162.000157222.html
