Epic Gamesは2026年2月18日、ドイツ・テュービンゲンのスタートアップMeshcapadeの買収を発表しました。Meshcapadeのチームは、Epic GamesのAIリサーチチームに合流することになります。Epic Gamesはあわせて、テュービンゲンのAI研究集積地「Cyber Valley」に新オフィスを開設します。
Meshcapadeは2018年、マックス・プランク知能システム研究所のスピンオフとして設立されました。同研究所が開発したSMPLボディモデルを基盤に、3Dデジタルヒューマンの生成やアニメーション技術を開発しています。SMPLは数千件の3Dボディスキャンデータから学習された人体の3Dモデルで、学術・産業の両分野で、3D人体表現の事実上の標準として広く使われています。
同社の技術は、従来のモーションキャプチャー設備を使わずに通常の動画から3Dの人体動作を取得できます。表情やジェスチャーなど非言語的な表現も再現し、デジタルヒューマンに人間らしい動きを与えられる点が強みです。共同創業者のナウリーン・マフムードは「デジタルヒューマンの開発をより簡単に、より表現豊かに、よりクリエイターにとって身近なものにするのがMeshcapadeのミッションでした」と述べています。
Epic Gamesはデジタルヒューマン作成フレームワーク「MetaHuman」を提供しています。MetaHumanは映画やテレビ、リアルタイム3Dプロジェクト向けのツール「MetaHuman Creator」からリアルな頭部や身体をもつデジタルヒューマンを作成・カスタマイズできます。今回の買収により、MeshcapadeのSMPL技術がMetaHumanやUnreal Engineに統合される見込みです。
参考
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