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活用事例 2026.01.23

ARスポーツ「HADO」が学校やインクルーシブスポーツへ活用拡大 国内外での採用が加速

ARを活用したスポーツ「HADO」が、教育現場やインクルーシブスポーツとしての活用を大きく広げています。

HADOは頭部に専用のヘッドマウントディスプレイを装着し、腕にアームセンサーをつけて対戦するアクティビティです。自らの腕を振ってエナジーボールを放ったり、シールドを駆使して敵の攻撃を防いだりして競い合います。この競技は、激しい動きを必要とせず、座ったままや車椅子でのプレイも可能です。そのため、運動が得意な人も苦手な人も、同じフィールドで一緒に楽しむことができます。


2025年12月、HADOを開発・提供する株式会社meleapは、国立大学法人東京学芸大学との協力を発表しました。同大学が受託したスポーツ庁の「令和7年度 令和の日本型学校体育構築支援事業」に、meleapが協力企業として参画します。この事業は、多様な児童生徒が共に学ぶ体育授業の指導方法を改善・充実させることを目的とした委託事業です。本事業では今後、全国10校の小・中・高等学校や教育委員会等と連携し、実証と効果検証を進めていく予定です。


HADOは、障がい者スポーツの現場でも高く評価されています。2025年10月には、東京都墨田区の錦糸町マルイ内すみだ産業会館にて「脳卒中フェスティバル×キャリアランド2025」が開催されました。meleapは同イベントにHADO体験ブースを出展し、多くの来場者が競技を体験しました。脳卒中フェスティバルは、障がい者と健常者の垣根をなくす文化祭として親しまれています。体験者の約9割がアンケートで「またやりたい」と回答。障がいのある方や車椅子利用者からも、誰もが同じ条件で楽しめるスポーツとして評価を得ました。

また、2025年11月には、大阪府和泉市のHADO ARENA エコール・いずみで新たな体験会が開催。このイベントは、軟骨無形成症の当事者団体「つくしんぼ」のために開催されたものです。軟骨無形成症は、四肢短縮などの症状を伴う疾患です。体験会には患者とその家族約140名が参加し、身体的制約を超えて競技を楽しみました。参加者からは「あまり動き回れなくてもプレイを存分に楽しめた」とのコメントが寄せられました。車椅子の方も同じルールで戦えることが、HADOの大きな魅力として再確認されました。イベント運営元の株式会社KULは今後も、テクノロジーで誰もが楽しめるスポーツの選択肢を広げる社会の実現を目指すとしています。

HADOの展開は国内にとどまらず、グローバルな規模で加速しています。HADOは現在、アジアや中東、欧州、南米など、世界39カ国以上で展開されています。2025年12月には、台湾の台北市の複合商業施設内に新店舗がオープンしました。

HADOの活用の幅は広がりつつあり、エンターテインメント以外に法人研修や集客でも活用されています。meleapは、今後もスポーツとエンターテインメントの可能性を広げていく方針です。

参考

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