Home » 注目ワードに「フィジカルAI」ガートナーが2026年の戦略的テクノロジートレンドを発表


フィジカルAI 2025.10.24

注目ワードに「フィジカルAI」ガートナーが2026年の戦略的テクノロジートレンドを発表

米国の調査会社ガートナーは2025年10月20日、フロリダ州オーランドで開催されたイベント「Gartner IT Symposium/Xpo 2025」において、2026年の戦略的テクノロジートレンドを発表しました。

ガートナーが発表した10個の主要トレンドはほとんどがAIに関連するものです。

特に注目したいのが「Physical AI」(フィジカルAI、物理AI)です。フィジカルAIはロボットやドローン、スマート機器などのデバイスに知能を持たせる技術を指します。これらの機器は自ら感知し、判断し、行動する能力を備えており、自動化や安全性を重視する産業では具体的な業務改善やコスト削減などの成果が期待されます。導入の拡大に伴い、IT、オペレーション、エンジニアリングといった分野をつなぐ新たな専門スキルが求められるようになります。スキルアップの機会や部門を超えた協働が進む一方、雇用面での変化や慎重な運用管理も課題とされています。

このほかにも本トレンドでは、Aiに関連する複数の戦略的トレンドが示されています。

AIスーパーコンピューティングプラットフォーム:大規模なAI処理を最適化し、複雑なワークロードを高速に処理する統合型インフラです。

マルチエージェントシステム:複数のAIエージェントが協働してタスクを遂行する仕組みで、AI間の調整や意思決定の自動化を進めます。

ドメイン特化型言語モデル(DSLM):特定の業界や用途に最適化されたAIモデルで、精度や信頼性を高めながらコストを抑える効果が期待されます。

AIネイティブ開発プラットフォーム:生成AIを組み込んでアプリケーション開発の自動化と迅速化を図る技術です。

今回発表された10の戦略的テクノロジートレンドの多くは、AIを中心とした内容となっています。生成AIの進化や、AIを活用した開発・運用基盤の整備、さらには自動化やセキュリティ分野への応用など、AIが幅広い領域で変革を促す存在になっています。

ガートナーは、これらのAI関連技術が今後数年のうちに企業のビジネスモデルを大きく変えると見ており、企業がこれらのトレンドをどう活用するかが、今後の競争力を左右する重要なポイントになるとしています。

参考

businesswire
Gartner

もぐら関連記事



CONSULTING / DEVELOPMENT

コンサルティング・開発サービス

Moguraの知見を、あなたのプロジェクトに

mogura_next

Moguraの知見を、あなたのビジネスに
編集長の久保田を筆頭に、XR/メタバースなどバーチャル領域を知り尽くす専門チームが、リサーチからコンサルティング、企画、開発までを一貫支援。
Mogura VRで培った豊富な情報力と業界ネットワークを強みに、企業・行政機関の成果につながる最適な解決策をご提案します。