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活用事例 2025.09.11

InnoJin、小児弱視VR訓練プログラムで臨床研究承認 子どもの負担を軽減し家庭利用も視野に

InnoJin株式会社は、小児弱視訓練用プログラム医療機器について、2025年8月26日付で認定臨床研究審査委員会(CRB)の承認を得ました。本機器は未承認の医療機器であり、VRを活用しています。同社は東京都文京区に本社を置く大学発スタートアップで、今後複数の医療機関と連携し、特定臨床研究を開始する予定です。

弱視は一眼または両眼の視力が十分に発達しない疾患で、小児における発症率は1%から5%とされています。国内の患者数は約21万人と推計され、治療法としては完全矯正眼鏡の装用や「健眼遮閉」が一般的です。健眼遮閉はよく見える方の目を覆う方法ですが、心理的・物理的な負担が大きく、治療の継続が難しくなる場合もあります。視覚機能の発達には「感受期」と呼ばれる重要な期間があり、これは10歳頃までとされ、この時期を逃すと十分な効果が得られない可能性があるとのこと。

こうした課題に対応するため、InnoJinはVRを用いた弱視訓練用医療機器を開発しました。子どもがVRヘッドセットを装着し、けん玉や卓球、テニスといったゲームを楽しみながら訓練できる仕組みです。遊びの要素を取り入れることで心理的負担を軽減し、治療の継続性と効果の向上を目指しています。


(けん玉ゲームを体験する様子)

同社は現在、複数の医療機関と連携しながら実用化に向けた取り組みを進めています。将来的には家庭でも利用できる弱視訓練プログラムの提供を目標としています。

(参考)プレスリリース


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