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投資 2020.05.21

月面着陸などを体験できる“バーチャル教室”、HTCから約3.5億円調達

教育向けVRコンテンツを開発するImmersive VR Education社は、HTCから300万ユーロ(約3.5億円)の資金調達を行いました。HTCを戦略的パートナーとし、教育向けVRプラットフォームの開発を進めます。

主力サービスはVR教室「Engage」

Immersive VR Educationは、アイルランドのウォーターフォードに拠点を置くスタートアップです。同社はこれまでに教育機関向けVRの研究開発などを行なっており、アポロ11号の月面着陸を体験する「Apollo 11 VR」やタイタニック号沈没を体験する「Titanic VR」などの教育向けコンテンツを開発してきました。

中でも注目されるサービスは、バーチャル教室プラットフォーム「Engage」。いわゆる“ソーシャルVR”に近いもので、オックスフォード大学のような教育機関、イギリスの国営放送BBC等に導入された実績を有します。最大50人のユーザーが参加でき、Oculus Quest、VIVE Focus Plus、Pico社のヘッドセット等多様なデバイスに対応しています。
HTC自身も2020年3月、「Engage」を活用してVRカンファレンス「Vive Ecosystem Conference(VEC)」を開催しました。

戦略的パートナーシップの内容は?

今回の資金についてImmersive VR Educationは、Engageのさらなる開発やマーケティングの強化、コンテンツの拡充に用いるとしています。CEOのDavid Whelan氏は、新型コロナウイルスの流行で働き方に長期的な変化が現れたとし、「当社は開発の新たなステージを楽しみにしています。そして戦略的パートナーかつ出資者であるHTCと、ユーザーへサービスを届けるために協力し続けることを期待しています」としました。

なおHTCは、独自にビジネス向けのVRソーシャルプラットフォーム「VIVE SynC」やイベント開催サービス「VIVE Events」を発表しています。サービス内容が競合する中、両社の提携がどのようなものになるかは明らかになっていません。

(参考)Road to VR
Mogura VRはRoad to VRのパートナーメディアです。


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