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業界動向 2020.04.15

HTC、企業向けにVRイベントスペースの提供を検討中

在宅勤務を余儀なくされ社会的距離を保たなければいけない中、テレビ会議が様々な場面で活用しています。テレビ会議に止まらず、社員がお互いに仮想空間内で会議が出来ることを検討している企業もいます。そんな中、HTCがまもなく独自のソーシャルVRプラットフォームを提供すると発表しました。

このサービスは「Vive Events」と呼ばれています。会議や展示会などのイベントを代行出来るもので、最大5,000人もの同時参加者を可能とする、とのこと。HTC Vive中国のAlvin Wang Graylin社長は、「VR会議は低予算で(移動が発生しないため)環境にも優しい」と語っています。「Vive Events」ではVRヘッドセットを所有しているユーザーとしていないユーザー両者が参加可能な仮想会議サービスになるとのこと。

HTCは2020年3月に、開発者向けイベントをImmersive VR Education社の「Engage」というサービスを使って行いました。

「VIVE Events」が独自のプラットフォームを作成したものになるのか、又は既存のサービスのライセンスを取得するのかはまだ明らかにされていません。関心のある企業は、[email protected]にメールを送信して、詳細を確認出来るとのことです。

(参考)Road to VR


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